2016年08月25日
って簡単には筆を

日記や手帳、自習ノートのはじめの1ページ目の使い方によく手こずってしまう。
こんなことを書いて明日からこのノートを使うモチベーションが下がりはしないか、こんなノートもう見たくもない!などと思ってしまうのではないか、思いを巡らすがあまり「書き初め」に妙に時間がかかってしまうのだ數學DSE。
これはいわゆる三日坊主あるあるで、私たちの学会では「1ページ目問題」として古くから議論が交わされてきた。最後まで満足のいく一冊にしようとするがあまり、はじめの一歩に慎重になりすぎてしまい、序盤の段階で「飽き」が生じてしまうのだ。逆に、当然のように毎年何冊もさらっと帳面を使い切る人たちというのは、どのページめだろうがあまり大事に使おうとは考えない。「書ければいい」程度にしか考えていないがゆえ、すらすらと筆が進む。きれいに書こうとしていないことが逆に文体から小慣れた印象を与え、スマートさがじんわり感じられる1冊に仕上がるのだ。実に羨ましい。
去年、ぼくは手帳を2冊、ノートに関しては10冊近くは買った(ような気がする)。手帳に関しては1冊浮気をし、結局これまで使ってきたLetts(72snx)に落ち着いたという経緯だったので多めに見たい。が、ノートに関しては8割強使っていなかった。書くことがないわけではない。むしろふだん使う卓上のメモ帳は3冊は使い切っている。ただ、ノートとなると一向に"気が張る"というか「使い切りたい」という強い思いが、プレッシャーとなって簡単には筆を進ませてくれないのだ。3日坊主はあっけらかんとしているようで、実は面倒な性なのだDR REBORN抽脂。
だから、ということでもない。
だからということでもないのだけれど、ブログをつくってみた。
これまでに付き合いや個人で幾つか書いてきたことはあるけれど、どれも他人に向けて書くというのが基本だった。こうやって誰に向けてでもなく、じぶんで好き勝手に書ける、すなわちノートのようなブログというのは初めてかもしれない。むろん、先の「1ページ目問題」もインターネット界であればなんてことはない。こちらには「下書き」や「削除」が備わっているのだ。そして当然「使い切る」という概念さえ、ここにはない。そう考えると、なぜぼくは今までノートを買い続けていたのだろう、と単純に疑問に思う。こんなにびゅんびゅんwi-fiが飛んでいる時代に。根がアナログなのだろうかHIFU超聲波拉皮技術,是一項全新的拉提緊膚、抗衰除皺技術。在治療深度上,電波拉皮只能作用在3mm的真皮層,而超聲波穿透力強,可精准定位地作用在真皮層和4.5mm的SMAS層;
2016年06月14日
て子どもたちを誘った

小学生の頃 まだテレビはごく少数の家にきりなかったから
紙芝居のおじちゃんが来るのが楽しみだった
おじちゃんは 拍子木をカッチカッチと鳴らして子どもたちを誘った
当然もうずいぶん前のことだから
紙芝居の内容は全く覚えていない
いろいろなお話の続きが見たくて集まった覚えだけである
お菓子を少し買い それを食べながら始まるのを待っていた瘦面方法
「おじちゃーん あの子タダ見だよう」
と教える子がいた
その指の先を見ると 少し離れたところに一人の少年が遠慮しがちに立っていた
おじちゃんは
「いいよ いいよ」
と言って紙芝居を始めた
子ども相手に ごく僅かのお菓子を売って生計を立てていたおじちゃん
腹立たしく思ったに違いないのだが
それはおくびにも出さず 紙芝居を続けていた
少年は 多分声だけ聞いて 絵は見えなかったと思うのだが
それでも満足しなければならない
そんな悲しい時代だったなあ とこの頃になって思う懷孕前準備
紙芝居のおじちゃんは一人ではない
時には 二人がはちあわせになることがあった
人気のあるほうに子供たちは集まり
他方には 誰も行かなかった
子どもたちは 厳しい批評家であり
誰はばかることなく 残酷にもそれを実行に移した
おじちゃんたちは 1日中働けるわけではない
子ども達が学校から帰って 夕飯になるまでの僅かな時間だけが勝負である
だから タダ見の子がいたり 商売敵に出会ったりすれば
即 生活にかかわってくるから いやな顔もしたくなるのだろうが
なんだか達観したような そんな顔をしていた気がする
2016年03月17日
前まで回してくれ

今日、サシャを自宅まで送った後で、
私はクライアントの店へ
ミーティングに行くことになっていた。
私のクルマの中には、サシャが持っていた煮物の
大根の匂いがモヤ~ンと漂っていた胡菁霖。
クライアントのお店は、バレーパーキングオンリーなので、
サーフボードのワックスや砂で汚れた私のクルマも
玄関前で私が降りると、駐車場係が停めてきてくれる。
こんな時、ダイコンの匂いはあまりよろしくない。
ハワイのローカルは、もちろん日系人も多いから
大根の匂いにはある程度慣れているかもしれないが、
私が降りたクルマの運転席に乗る駐車場係は、
この匂いを嗅いだら間違いなく、私を疑うだろう胡菁霖。
私は大根の煮物をちょっと恨みつつ、
クルマの窓を全開にしてクライアントのお店に向かった。
そういえば、ずいぶん前にガールズナイトで出かけた時に
友人のひとりが日本の「松前漬け」という
切り干し大根や昆布やスルメをふんだんに使った
かなり香り高い食べ物を持ってきてくれたことがあった。
「おいしいから持って帰ってね」と、
友人はみんなにふるまうつもりでそれを持って来てくれたのだが、
何しろ夜はまだ始まったばかりだったから、
みんなの分の漬物をそのまま後部座席に残し、
私たちは駐車場係にクルマを預けて出かけた。
楽しい時間を過ごした後、
駐車場係が私のクルマを店の玄関前まで回してくれた時、
その若いお兄ちゃんは、
なぜか恥ずかしそうにうつむき加減で
私のためにドアを開けてくれた。
クルマの窓は全開になっていたが、
車内はものすごい匂いに満ちていた胡菁霖。
あの時駐車場係のお兄ちゃんは、
松前漬けの大根のあの匂いを、いったい何だと思っただろう。
どんな顔をして、クルマの窓を全開にしたのだろう。
気の毒なことしちゃったなあと、また思い出して笑う。